27.May.2012"Ita-boach"


Gymnothorax kidako (Temminck et Schlegel, 1847)[Muraenidae]

この日はバディが珍しく日曜日の午後から半休、僕が月曜日からしばらく出張なので、一緒に潜れるのは今月最後かもしれないということで急遽井田へ…三日と空けず、という言葉があるが、一週間に二回潜るのはしばらくぶりである。

夏日、なんてモンじゃ無い。カンカン照りに近い。ウェットを着た瞬間に、汗が吹き出す…
バディのリクエストは、目標深度 10m…それならフリーダイビングのスタイルで、と浅場でのスタティックをこなす。その後、100m ほど泳いで体を温めていたところ、何か(僕の)マスクの調子が悪い。一旦ETしようかなと思って見ていたら潜行のサインが…少し深く潜るのかなと見ていたら…やべぇ本気だ…

慌ててセキュリティに飛んで(じゃなくて潜って)いく。水深 8.5mで追いついたが、もう少し深い場所まで行っている。たぶん10m近くまで行っただろう。

その後、マスクの調整で一旦ETすることに…ETしたバディを見れば足を引きずっている。訪ねてみると太腿が攣ったと言うが、寝かせてみれば「臀部」のほうで…あーあ、これやると一日ダメなんだよなあ…

不調はバディだけではなかった。その後はETしたバディを放置して再度ENしたが、人を呪わば穴二つという、この日は僕自身も調子がおかしかった。マスクの水漏れは止まったものの、フィンを履いた瞬間に足に異常が走る足裏が半分攣って力が入らない状態。水深13.9mから浮上するのにキックが出来ないのには参った^^;

ETする。ペットボトルの水は完全にお湯になっていた。更衣室を掃除して着替え、放置プレイされたバディは思いの外ゴキゲン、本人的には「10m超えたから、今日はオッケー」なんだそうだ。ちなみに、この日はカメラも不調で写真のウツボは三日前のもの…僕的には散々だった^^ヾ
大満足の、バディ・ゆりぴゃん奥さん *^^*V

24.May.2012"Ita boach"

Apogon notatus (Houttuyn, 1782)[Apogonidae]
今日は少しだけ嬉しい日、バディがようやくやる気になった…つまりブランク明けである。
彼女にとって、実に半年ぶりのダイビング、かつ3シーズン目に突入したwSuiteは所々紙みたいに薄く、とりあえず、水深6~7mまで潜ってみたものの案の定、寒さで耳が抜けないと喚いている。まあ、こんだけ潜ってないと無理もないか…

耳が抜けない原因は数多あれど、僕はどうしても、抜けない人の気持ちがわからない。
僕の場合、少年時代を標高400~500mの場所で過ごした事で、圧力変化に敏感なため勝手に耳が抜ける…ダイビングの教科書に「ヨーイング法」と書いてある、あれが苦もなくできてしまうからだ。
よく言われている、前日から体調を整える事は勿論、抜けなかったら一旦ETしてマスクやフードをチェックして鼻をかんでみるとか、現場で海に身体を馴染ませる事も大事だと思う。
例えばジャック・マイヨールのビデオなどを見ていると、潜る前に海水で身体をマッサージしたり入念に海とのコミュニケーションを実践している、こういう姿勢は見倣うべきだろう。

さて透明度は、この時期の井田としては最高に近い、限りなく井田ブルーに近いブルーだ。それだけに、見えているだけにバディは悔しそうだったけど…
僕はと言えば、今シーズン初の 3 mmフルスーツで泳ぐ快感…水深15mに設置されたアオリイカの産卵床を往復して感触を確かめる。まだ少し固いかな(動きもスーツも;
写真は水深7~8mに固まっていたクロホシイシモチの群れ。ソラスズメダイも色づき、マツバスズメダイや、ボラクーダも周りはじめるなど、生命に満ち溢れた初夏の海を満喫させてもらった一本だった。

17.May.2012"Kotoga-hama"

Istiblennius enosimae? (Jordan et Snyder, 1902)[Blenniidae]
Entomacrodus stellifer stellifer (Jordan et Snyder, 1902)[Blenniidae]
久しぶりに日本語のコメントを書いてみる。この日の琴ヶ浜は、とにかく暑かった。水温は、21.1 Cって…この時期としては熱いくらい、気温は…見るのも嫌だが、見ちまった…網代で28.3 Cだよ~、ビーチは30 C楽に超えてたろうな…

透明度は…浅場はクリアに見えたが、サザエ根の手前で失速、5m見えればいいほうか(あ~あ;

水中には、この辺りの、初夏の海によくありがちなモヤモヤ…プランクトンの放精と思われる白い浮遊物が漂う。伏し浮きで休んでいると時間も潮も止まったように感じるが、少し置いて潜ってみると、数メートルも岸側に流されている。もうじき満潮、の潮見表通りだ。

ダンゴ探しは今日も不発。目印のボトルは見つけたけれども、そうそういつまでも同じ場所にいるはずもなく、エツキイワノカワの葉っぱを一枚、また一枚と数えて一ダイブが終わった。

写真は、サザエ根で見つけた「ホシギンポ」である。最初はカエルウオ属かなと思ったが、神奈川県立生命の星・地球博物館の瀬能宏先生から教えていただいた。
http://nh.kanagawa-museum.jp/staff/hiroshi_senou.html

この写真は瀬能先生が管理されている魚類写真資料データベースにおいて、琴ヶ浜での生態写真としては初出だそうで、いつも教えていただいているご恩返しが少しだけ出来たようだ。ともあれ、こんな日でも新しい出逢いがあったのは神様からの贈り物というべきだろう。
http://fishpix.kahaku.go.jp/fishimage/index.html

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8.May.2012"Takaura beach"


Chaetodon auripes Jordan et Snyder, 1901[Chaetodontidae]

8.May.2012"Kotoga-hama"

Pteragogus aurigarius (Richardson, 1845)[Labridae]