28th July.2012"Takaura beach"

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Microcanthus strigatus (Cuvier, 1831)[Microcanthidae]

副題:本日天気晴朗ナレドモ浪高シ


猛暑である…と「言われなくても分かってるワイ!」と言うくらい猛暑だ。どのくらい猛暑かといえば、ダイビング指数が今期最高の「8+」となった。伊豆半島周辺は、特に海辺では海面との熱交換効果?もあるためか、気温自体はさほど上がらない。せいぜい 32 C 前後であり、また日本の海で水温 28 C 以上なんて滅多にないのだから、この条件はシーズンで数日あるかなしというところだろう…

そんな好日に、我がバディ・ウチの奥さんは、午前中仕事~午後から翌日夕方まで休みという、温泉旅館の仲居さんならではの変速休暇…加えてシーズン真っ盛りの伊豆半島は何処へ行くにも大渋滞である。さすがに、この日は前回のヒリゾ浜弾丸ツアーのような訳にはいかない(この日、ヒリゾは今シーズン初の満員札止めとなった)。

さて、何処で潜ろう?このところの東伊豆は、天候不良と中途半端な黒潮の動きで全般に回復が遅れており、何処へ行っても「10 m見えていれば御の字」という有様。風は南西、手近なところで川奈が考えられるが、駐車場がひどく混むだろう上に施設使用料も安くはない。ということで真鶴に決定!

ここ高浦海岸は、最近の僕のフィールドである。現在では諸般の事情から利用する人が少なくなってしまったが、昔はスクーバダイビングも行われていた老舗ポイントで、魚影の濃さに加えて希少生物群落が興味深い。

ただ、この日は海況が悪すぎた。波高は平均で 1~2 mというところだが、コンスタンスに 1 mの波に煽られるのは、スキンダイビングではかなりの負担である。加えて(お目当てのポイントまで)沖まで200mほど出なければならない。透明度は5mはなんとか見えているが、地形を把握している僕でも、ときどきナビゲーションを間違える、真面目にやらないと命が危ない…

どうにかポイントまでたどり着いたけれども、バディが足の不調を訴えたので無念の撤収。たぶん波に逆らってフィンをかいたんだろう「右足に力が入らない」ということだったので、右側をバインドして浜へ引き返す、ちょうど片肺やられた戦闘機が僚機の片翼を下から支える格好だ…

写真は、どうやら湾内に戻り、比較的静かな場所で偶然撮れたもの。公に出せる品質には程遠いけど、写真のないログも寂しいので、片目瞑ってスルーして(苦笑;

ちなみに、副題の「本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」は、僕がこんな日の海に好んで使う言葉だ。この文言は日露戦争においてにおいて戦艦・三笠が打電したとされ、日本海海戦の火蓋を切ったときのものである。凄まじい海況だったけれども、こんな日もある。それが海…

23rd.July.2012"Hirizo beach"

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Amphiprion clarkii (Bennett, 1830)[Pomacentridae]
副題:ヒリゾ浜弾丸ツアー

夏が帰ってきた。そして僕自身も一週間に及ぶ東北出張から帰ってきた…

さて、ウチの奥さんは温泉旅館の仲居さんという奇特な商売柄「夏にヒマでどーする」といったカンジなので、当然、7月下旬~お盆過ぎまでまともな休暇は取れない。この日も午前中仕事で翌日夕方まで休みという変速パターン、貴重な休みなんだから潜らにゃ損損、とは言え、どこへ行こう?
今年のヘンテコな気候のせいか、海がもう一つ、否、もう三つくらいパッとしない。冬場に海水温が下がりきらなかった影響か?春の白濁や赤潮も控えめで魚影も薄い。2月くらいに呟いた「夏が心配…」に言霊が宿った感じである(あらあら;

海況は…眺めるまでもなく…東伊豆=全滅、南~西伊豆=絶好調であるが、いくら我が家から近いと言っても「昼からヒリゾはないよねー」というのがセオリーではあった。ちなみに我が家からの所要時間だが…

真鶴/川奈:30分
城ヶ崎/大瀬崎:1時間前後
熱川/井田/安良里:1時間半
雲見/中木:2時間ちょい
(※つまりだな、南熱海に宿を取れば、伊豆半島どこへ行くにも便利だってことが分かるよね^^v)

まあ、一番遠い「雲見/中木でも2時間ちょい」なんだから贅沢言うなであるが…考えあぐねた結果「東伊豆は全滅、井田/安良里は下駄を投げるようなモノ…ならいっそ限界に挑戦するのも悪くはないぞ」という悪魔の囁きが聴こえてきた。仕事から戻ってきたウチの奥さんに「検討結果:第一希望・中木へ行こうよ!、以上!」とだけ告げ、鳩が豆状態のウチの奥さんごとクルマに器材を放り込み、一路・南へ…

ちなみに、我が家から中木への経路だが…

南熱海(30分)→修善寺(30分)→天城峠(45分)→下田(30分)→中木
※詳しい経路が知りたい人のために地図を作ってみました←[Click here !!]

我が家発が12:15、コンビニ休憩一回挟んで中木到着が14時過ぎ、15時前にヒリゾ浜到着&ドブン!ここまで、タイムスケジュールは計算通りであるv^^;
肝心の海であるが、透明度は10mが見えているかどうかといったところだが、陸ハヤマを回るとマツバスズメダイ、ソラスズメダイ、キンギョハナダイの圧巻の群れ…やはり「ヒリゾは別格だねぇ」である。

写真は沖ハヤマのクマノミ。スノーケルで水面から観察することは出来ない深度に加え、潮の流れが早い場所なので「不心得者には天罰が下る可能性大」とだけ言っておく。どうしても場所が知りたい人は、ヒリゾ浜で僕らを見つけて聞いておくれ…何?情報を小出しにするなって??聞いてくれれば教えるって言ってるでしょ、君が知らない誰かさんのお買い物の楽しみまで奪うべきではないのだよ(笑)

つーわけで、写真屋的にはイマイチだったけど「午後発日帰りヒリゾ」も充分あるってことで、収穫々々♪

ps.かっちゃんさん>いつもお世話様です。昨日、ダイビングナイフでバッサリ切っていただいたのがウチの奥サンです。どぞヨロシク_^^_&_*^^*_

9th July.2012"Hirizo-hama"

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Labracoglossa argenteiventris Peters, 1866[Scorpididae]

今年もヒリゾ浜の季節がやってきた。通い慣れたとはいえ、どうも、ヒリゾに行かないと「夏が来たような気がしない」というのが我が家の見解である。

いつもは一日休みを利用して日帰りもしくは、某ビュースポットで星空を眺めながらの大宴会&車中泊なのだが、今回はお互い疲れ気味ということと「気になるお宿(峰温泉・竹の庄)」があり、前泊してノンビリという豪華な行程だ。
http://www.kawazu-onsen.com/yado/minespa.html#mineryokan

カラスかあで夜が明けた。味噌汁とおにぎりで簡単な朝食後、中木ヘGO!、そして肝心の海だが…

天気:快晴
海況:ベタ凪
透明度&魚影:うーむ

ナライ(北東)の風、微風快晴とあれば望むは下り潮だが、この日は生憎と潮が澱み加減の上り潮で、透明度はブイ下(約7m)が怪しく、オマケして5m+というところ。魚影は、タカベ、イワシの群れがそこそこ。死滅回遊魚系や、ヒリゾ浜常連のソラスズメダイ、ニシキベラなどももう一つ元気がない。
中木のかっちゃん曰く「菜っ葉潮」だそうな…春濁りが収まりかけた頃に出るやつで、何か季節が一ヶ月くらい遅れてるような気がする(という事は9月が楽しみではある)。まあ、伊豆の夏は始まったばかりさ…