27th. June. 2013 "ISHIGAKI-3"

副題:サヨナラ南ぬ島また来年
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Parapriacanthus ransonneti Steindachner, 1870[Pempheridae]
中一日休んで、休養充分…とまではいかないが、今日が石垣島で潜れる最後の日。何か一つくらい「結果」を出したいところで、バディが頑張ってくれた。
ポイントは一昨日と同じローテーションのようで、一本目が「竹富島北」のポイントである。ここでバディ"yuri"に自己ベストを狙わせることにしたのだ…

彼女の自己ベストは、2010年12月15日、川奈ビーチポイントで叩きだした- 12.8 mである。常々「キミはもう-15m普通にイケるはずだよ」と言い続けてきたものの、なかなかまとまったトレーニングが出来ずにいた。
実は今回、僕の体調はあまりよくなく…と言うより最悪で、-15m過ぎると肺が潰れるような有様、とても格下に-15mを狙わせる状況になかったが、一本目でアップを兼ねて気楽に着底したところ、-13.5mと比較的好調。これならどうにか(-15mまでなら)セキュリティが務まるだろう「砂地なら、どこにタッチしても-13m以上あるから、自己ベスト狙って行って来い!」と気合を入れた…

緊張のスタート…僕も万全のセキュリティ態勢で臨む。ヘッドファーストの入りは若干突っ込み過ぎたが落ち着いて潜っている。砂地の手前で一瞬躊躇したかのように見えたものの、無事タッチ♪
後は僕の仕事だ、-10m付近まで急降下〜浮上する彼女と目を合わせると「OK!」のシグナル…余裕あるじゃん♪水面に出て、再度OK!シグナルを確認した。
その後、彼女がタッチした地点を再度深度確認。-13.2mだった。わずか0.4mとは言え、自然の海で自己記録を更新することの難しさとリスクは計り知れない。この日、彼女の中でひとつの壁が破れたのだ。

二本目以降は、すっかりリラックス。三本目で狙いの「浜島東」のキンメモドキの画がどうにか撮れた。誰が撮ったってプロ並みに撮れる場所でシャッターを押しただけだったけど…楽しめた。

帰路、小さくなってく竹富島を見つめながら、「ありがとう八重山、また来るときはもっともっと素敵な海をみせておくれ」たぶんこんな風につぶやいた。
Homo sapiens Linnaeus, 1758

25th. Jul. 2013 "ISHIGAKI-2"

副題:南ぬ島で「も」マクロ
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Ecsenius lineatus Klausewitz, 1962[Blenniidae]

南ぬ島(ぱいぬしま)の朝は早い。8時そこそこには出港、9時前にはポイント到着〜アンカリングして一本目「ドボン」である。
初日の移動疲れ+1日3本ガッツリ潜りでやや疲れ気味、加えて夜のお酒が美味いんだなこれが…あーあ、石垣島は身体に悪い(ん?)

この日の一本目は「竹富島北」という、名前の通りであるが、サンゴの綺麗なポイント。この日のガイド、太志くんが水深10 m付近にハナビラクマノミを発見してくれた!
我がバディは、PB=12.8mとは言え、ここ1年ほどは10mがやっとこさで「大丈夫かな?」と見守っていたが、ハナサキニンジン体質の彼女は、果敢にも撮影に挑む…残念ながら、お見せ出来る品質の写真は(僕も)撮れなかったが、初めて見るハナビラクマノミの優雅な姿と「良い兆候」を感じつつ、一本目終了。

2本目は「三ツ石」と呼ばれるポイント。バキバキの地形ポイントで、水深10m前後に洞穴ようの水路が走る。写真は、このポイントで撮影した ヒトスジギンポ(イソギンポ科)、石垣島まで来て、しかも地形ポイントで何をマクロなんか撮ってんだオマエ!と言われそうだが、実はあんまり透明度が良くないんである。数字的には15m以上見えてるんだが、伊豆で言えば「春濁り」の状態に近く、どこで潜ってもうっすら曇ってる感じである。勿論、そういう時期なんで、放精・求愛・縄張り行動など、興味深いシーンにはお目にかかれるし、何より「春濁りで15m見えてる」んだからオソロシイ。

3本目の「浜島東」は、実は僕らが最も望んでいた風景で「砂地の真ん中にサンゴがポツネンとあってサカナうじゃうじゃ」という…ほら、よく慶良間のPVなんかであるでしょ、あれよあれ…あんまりいい写真じゃないけど、いちおうね…
yuri and coral and many fish !!
このポイント、石垣島近辺では結構有名なポイントで、水深が、ほぼ全域10m未満なので体験ダイビングにも使われている。
反面、混雑することと、スキルの低いダイバーが殺到するため、マナーが悪かったり余裕がないダイバーが多かった。撮影が済んで浮上しようと思ったら、上から乗っかってきたダイバーが…殺す気か(怒;